やり投げ・北口榛花 前回銅メダルの世界選手権へ「メダルが目標」「自分の目的を遂行するのみ」

 陸上女子やり投げで昨夏の世界選手権銅メダルの北口榛花(25)=JAL=が7日、オンラインで報道陣の取材に応じ、世界選手権(19日開幕、ブダペスト)に向けて意気込みを語った。「メダルが目標なので、その目標をぶらさずに、それだけを見て着実にやっていけたら」と意気込んだ。

 7月には世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)で今季世界最高で日本新記録の67メートル04を出して優勝。自身が樹立した66メートル00の日本記録を更新した。「ランキングトップなので、どの国の記者の方にも『金でしょ』とたくさん言われるようになった」と笑いつつ、「誰が相手ということより、自分の動きをしっかりできれば勝負できるんじゃないかな」と落ち着いて挑む。

 パリ五輪の参加標準記録の64メートル00も突破しており、8月の世界選手権(ブダペスト)で3位以内に入った上で日本人最上位となれば、五輪切符を獲得できる。「いろんな形から『メダルを取れば内定だよ』と言われる。パリに向けてというよりは自分の目的を遂行するのみかなと思っています」。冷静に、世界と戦う。

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