新大関霧島 4日目からの途中出場決定 5日ぶり稽古で状態確認、陸奥親方「出たら休めないぞ」

 「大相撲名古屋場所・3日目」(11日、ドルフィンズアリーナ)

 右肋骨(ろっこつ)骨挫傷で初日から休場していた新大関の霧島(陸奥=27)が4日目の12日から途中出場することが11日、決まった。4日目は小結琴ノ若との対戦が組まれた。初日から休場した新大関の途中出場は、昭和以降初となる。

 霧島はこの日、名古屋市西区の部屋宿舎で5日ぶりに稽古を行い、状態を確認。首、肩から背中に大きなテーピングを施した姿でぶつかり稽古などをこなした。稽古後に治療を受けて宿舎に戻り「痛みはほぼない。全然、前よりできた」と説明。「みなさんに応援してもらっている。あんまり休むのはね。ケガしないように、一日一番、思い切り自分の相撲をとっていく」と、責任感をにじませた。

 師匠の陸奥親方(元大関霧島)は「日に日に良くなっているのは間違いない。本人が『とらせてください』と。出たら休めないぞと言ったが『大丈夫』と言うので」とまな弟子の意志を尊重。3敗からのスタートとなるが「出るなら関脇3人を倒すぐらいの勢いで。変な相撲はとれない」と奮起を期待した。

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