サーフィン・松田詩野がパリ五輪内定第1号!全競技通じ初めて 悔しさ味わった場所で雪辱の五輪切符

 「サーフィン・ワールドゲームズ」(5日、エルサルバドル)

 24年パリ五輪予選として行われ、女子の松田詩野(20)がアジア最上位を確定させ、全競技を通じて日本勢第1号のパリ五輪代表に内定した。来年のWG(プエルトリコ)に出場することが条件で、出場すれば代表権が確定する。

 今大会でアジア最上位となれば、パリ五輪切符が獲得できた。松田は4回戦で敗れて敗者復活6回戦に回ったが、敗者復活5回戦までに全てのアジア選手が敗退したことで、代表が内定した。

 誰よりも悔しさを味わった場所で、今度は雪辱を果たした。東京五輪の代表選考では、19年WG(宮崎)でアジア最上位となり、五輪代表選考において大幅リード。代表権はほぼ手中だった。東京五輪代表筆頭候補として注目される機会も増えた。

 ただ、21年WG(エルサルバドル)で日本勢2人に結果で上回られたことで、まさかの東京五輪代表を逃す結果となった。「オリンピック(代表)はまだ自分が手にしてないので、その悔しさもモチベーションです」。出国前には、力強く話していた。

 今度は“一発内定”となるため、代表権を奪われることはない。悔しさを知って強くなった20歳が、苦い思い出を塗り替えた。

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