快挙!早田ひなが世界3位中国選手破り涙のメダル 9度マッチポイントしのぎ4-3奇跡星「最後気持ちの勝負だった」

 準々決勝でポイントを奪い、ガッツポーズする早田ひな。4-3で競り勝ち、銅メダル以上を確定させた
 中国の王芸迪(手前)と対戦する早田ひな
 準決勝進出を決め、観客の声援に応える早田ひな
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 「卓球・世界選手権」(26日、ダーバン)

 女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク8位の早田ひな(22)=日本生命=が、同3位の王芸迪(中国)を4-3で撃破し、準決勝に進んだ。日本勢では17年大会銅メダルの平野美宇以来となる6年ぶりのメダルが確定したが、中国勢を破っての4強入りは快挙。24年パリ五輪に向けて、日本のエースとして風穴をあけた。

 執念でメダルをもぎ取ると、瞬間的にあふれた涙を抑えて喜びを噛みしめた。3-3で迎えた最終ゲーム。8-10と最初のマッチポイントを握られてから、早田のスイッチが入った。ラリーをつなぎながら決勝点を譲らず、ジュースに突入。相手に計9度マッチポイントを握られても笑いながら集中力を切らさず、相手がミスするまで返球し続けた。最後はクロスにバックハンドを決めて決着をつけ、うれし泣きしながら両拳を握った。

 21-19という奇跡的なスコアでメダルを手にした。コート上でのインタビューで「思い切ってやるだけだった。ジュースで1本ずつの取り合いで、最後は気持ちの勝負だった。どこに攻めるかだけを考えて試合していた。ずっと中国人に勝てなかったが、シングルスで中国人に勝つことができて本当にうれしい」と実感を込めた。

 日本勢では1969年大会の小和田敏子以来、54年ぶりの世界一も視界に入ってくる。準決勝では世界ランク1位の孫穎莎(中国)に挑戦するが、早田は「シングルスで準決勝に進めるのはすごくうれしい。次も気持ちで向かっていって、いい試合をできるように頑張りたい」と力を込めた。

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