ホンダ 26年からF1復帰 三部敏宏社長「得られる技術、ノウハウは電動技術にも生かせる」

 ホンダは24日、都内で会見を開き、F1に2026年から復帰すると発表した。英国のアストン・マーチンに、エンジンを中心とするパワーユニット(PU)を供給する。三部敏宏社長は復帰の理由を「得られる技術、ノウハウは電動自動車(EV)などの電動技術にも生かせる」と説明した。

 ホンダは15年からF1での「第4期」の活動を再開していたが、電動化などの環境技術への経営資源集中を理由に21年限りで終了した。F1は26年からPUの規則を変更。ハイブリッド技術面で電動モーターの出力の割合を大幅に増やすなど、環境負荷が低いPUを導入することから、今後の研究開発にも生かせると判断した。

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