池江璃花子が本命50mバタフライ1位通過「去年と同じ失敗しないように」午後の決勝で3冠へ

 予選をトップで通過した池江璃花子(撮影・佐々木彰尚)
 予選をトップで通過した池江璃花子(撮影・佐々木彰尚)
 予選をトップで通過した池江璃花子(撮影・佐々木彰尚)
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 「競泳・日本選手権」(8日、東京アクアティクスセンター)

 日本代表選考会を兼ねて行われ、女子50メートルバタフライ予選では6年ぶりの世界選手権(7月、福岡)出場を決めた池江璃花子(横浜ゴム)が25秒85で1位通過した。呼吸を1回にとどめて、出場選手唯一の25秒台。「26秒5ぐらいかかっていると思っていたら、25秒85でうれしい。昨日の疲労も感じているけどウオーミングアップしてしっかり準備できた」とうなずいた。

 同種目にかける思いは強く、昨年から「50メートルバタフライで代表入り」と口に出してきた本命種目だ。昨年3月の選考会では派遣標準記録に0秒12届かなかった。「とにかく力まなければ勝てる。去年の選考会では力みが出て後半に伸びなかった。同じ失敗をしないように」と自ら言い聞かせるように午後の決勝を見据えた。

 今大会では100メートルバタフライ、同自由形を制しており3冠がかかる。

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