日本代表ロコ・ソラーレが3連勝で6勝目 ドイツ撃破でPO進出へ前進 藤沢声枯れるも「体だけは頑張ります」

 「カーリング・女子世界選手権」(24日、サンドビーケン)

 1次リーグが行われ、世界ランク5位の日本代表で、22年北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレは同11位のドイツを7-1で下し、3連勝で通算6勝5敗とし、上位6チームが進むプレーオフ進出へ前進した。

 序盤の2連敗、中盤の3連敗があり、苦しんだ日本だったが、前日に世界ランク上位の韓国、カナダに連勝。この試合でも第1Eに2点を先制すると、第2、3Eも連続スチールで主導権を握った。その後もドイツに付け入る隙を与えず、第7Eに2点をスチールし、相手が負けを認める「コンシード」をした。

 スキップの藤沢五月は「チームみんなで試合前練習からしっかりアイスを読むことを意識してできた。1エンド目からいい形でスタートできた。どういう投げ方がこのアイスに合うかを考えて投げられている」と、納得の表情。連戦で声も枯れつつあるが「声はもたないと思うので、体だけは頑張ります」と、笑顔で意気込んだ。

 日本は同日、1次リーグ最終戦で世界ランク31位のニュージーランドと対戦する。

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