朝乃山が勝ち越し王手「自分から圧力をかける相撲でいった」あと1勝で再入幕確実

 「大相撲春場所・8日目」(19日、エディオンアリーナ大阪)

 元大関の十両朝乃山(高砂)が欧勝馬(鳴戸)をはたき込み、7勝1敗とした。立ち合いから突いて出て、相手がバランスを崩したところをはたき込んだ。2月には連日、出稽古に来ていた相手との対戦。「前に攻め込んでいるから、はたきを食らったと思う。自分から圧力をかける相撲でいった」と納得の表情を見せた。

 前日は投げの打ち合いで顔から落ちて右目の上と下を負傷したが、影響はない様子。「昨日に比べると、薬も塗ったので大丈夫。シャワーとかでちょっとしみるぐらい」と説明した。東十両筆頭で勝ち越しに王手をかけ、あと1勝で再入幕も確実となる。「明日からまた自分の相撲を取りきりたい。一番一番頑張ります」と気合を入れた。

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