東京五輪代表・服部勇馬はMGC獲得ならず34位に落胆 右足に痛み「悔しいと言うか情けないと言うか」 大阪マラソン

 「大阪マラソン」(26日、大阪府庁前~大阪城公園)

 日本勢の男子は西山和弥(24)=トヨタ自動車=が、初マラソンの日本最高記録となる2時間6分45秒で日本勢最高の6位。池田耀平(24)=花王=も初マラソンで2時間6分53秒で7位。西山、池田は来年のパリ五輪代表選考会「グランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月、東京)の出場権を獲得した。ハイレマリアム・キロス(26)=エチオピア=が2時間6分1秒で優勝した。

 また、東京五輪代表の服部勇馬(29)=トヨタ自動車=は2時間9分47秒で34位と低迷。目標に掲げていた来年のパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月、東京)の出場権獲得はならなかった。

 服部勇は、5キロ付近で右太ももに痛みが出たと明かし「35キロ以降は、足がいっぱいいっぱいだった。(足が)だんだん動かなくなった」と明かした。東京五輪では熱中症に見舞われて73位。それ以来の国内レースでMGC出場権と自己ベスト更新で再起を目指した。今回は順調な調整を口にしていただけに「悔しいと言うか、情けないと言うか、いろんな感情が入り交じっている」と落胆した様子だった。

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