元小結常幸龍が断髪式で涙「感謝しかない」第二の人生は相撲指導者の高校教師目指す「強い子を育ててみたい」

 断髪式で涙を拭う元常幸龍の佐久間貴之氏
 真美夫人(右)にネクタイを締めてもらう元常幸龍の佐久間貴之氏
 師匠の木瀬親方(右)に止めばさみを入れられる元常幸龍の佐久間貴之氏
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 昨年秋場所で現役を引退した大相撲の元小結常幸龍の佐久間貴之氏(34)の断髪式が23日、東京・両国国技館で開かれた。横綱照ノ富士ら約160人にはさみを入れられ、涙を拭う場面も。最後は師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)に大銀杏(おおいちょう)を切り落とされ「こんな大勢の中で断髪式をやれたことに感謝しかない」と感慨をにじませた。

 今後はアマチュア相撲の指導者を目指し、教員免許取得のため、4月から母校・日大の通信課程を受講する予定。「高校の先生を目指します。強い子を育ててみたい」と抱負を述べた。

 佐久間氏は2011年5月技量審査場所で初土俵を踏み、歴代1位のデビューから27連勝を記録。幕内15場所で金星1個を獲得した。

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