JOC山下会長 談合疑惑で「イメージまた傷ついた」 冬季五輪招致に大打撃

 日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長(65)が14日、都内で定例会見を行った。東京五輪・パラリンピック組織委員会の大会運営局元次長らが、テスト大会に関する談合疑惑で逮捕されたことを受け「非常に厳粛に受け止めている。スポーツに関するイメージがまた傷ついた」と険しい表情で語った。

 30年札幌冬季五輪招致に向けても、さらなる大打撃で「より厳しい状況になっている。どうイメージを回復していくか」と山下会長。さらに、スウェーデンが30年大会招致の検討を開始。強力なライバルの登場に「正直、当初驚きをもって受け止めた」と明かしつつ、「他がどうというより、日本として信頼を回復し、同じ事(不祥事)を繰り返さない仕組みを示して(市民に)理解いただくのが優先」と語った。

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