土俵再建の被災地から参加 岩手県の佐藤君、白鵬杯に

 2011年3月の東日本大震災で被害を受けた岩手県山田町で、発生9日前に誕生した小学6年生の佐藤真士君(11)が12日、東京・両国国技館で開かれた少年相撲の国際親善大会「白鵬杯」に初出場した。初戦で敗れたが宮城野親方(元横綱白鵬)からは健闘をたたえられ「上には上がいると感じた。親方の前で相撲が取れて良かった」と緊張の面持ちだった。

 震災から約3カ月後に日本相撲協会が山田町などを慰問した際、当時の横綱白鵬に抱き上げられて写真を撮った縁がある。翌年に関取衆で構成する力士会が山田町の土俵を再建。父哲也さん(52)とともに、その土俵で稽古を積んできた。

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