瀬古利彦副会長 大阪マラソン出場の服部勇馬にハッパ「最低2時間6分前後」「ここでアピールしないと」

 大阪マラソン事務局は6日、大阪市内で、今月26日に行われる大阪マラソンの招待選手を発表した。男子は17人、女子10人。日本人選手は服部勇馬(29)=トヨタ自動車、川内優輝(35)=あいおいニッセイ同和損保、大塚祥平(28)=九電工、定方俊樹(30)=三菱重工、下田裕太(26)=GMO、大六野秀畝(30)=旭化成、女子は福良郁美(25)=大塚製薬、川内理江(27)=同=らが出場する。

 来年のパリ五輪の日本代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=10月15日、東京)の出場権がかかる今大会。会見に出席した日本陸連の瀬古利彦副会長(66)は、「服部勇馬の復活に期待したい。まだ29歳、もう一度五輪を目指してほしい」と、MGC出場資格を得ていない東京五輪代表の服部勇の名を最初に挙げた。

 東京五輪で服部勇は、中盤まで先頭集団にいながら、熱中症を発症。73位と悔しい結果に終わった。それだけに「持ちタイムが2時間7分台。日本記録の2時間4分台に近い記録、最低6分前後を出してほしい。それが彼の復活につながる」とした上で「来年は五輪。ここでアピールしないと置いていかれる」と断言。東京五輪以来の国内レースとなる29歳にハッパをかけた。

 今回は、外国人招待選手に2時間4分台が2人、5分台が2人。同副会長は「日本人が5分台を出すにはちょうどいいレベル。30キロでペースメーカーが外れるので、うまく彼らと競り合い、ちゅうちょすることなく勝負する選手がいればいい」と好記録を期待した。

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