織田信成 現役続行明言 9位に終わるも充実感「自分がどこまでできるのか知りたい」

 「国体冬季大会・フィギュアスケート」(30日、フラット八戸)

 成年男子フリーは、SP4位の佐藤駿(埼玉・明大)が合計253・12点で逆転優勝。9年ぶりに現役復帰した織田信成(35)=大阪・大阪スケート倶楽部=は、SP12位から総合9位まで順位を上げた。

 織田は冒頭の4回転トーループで転倒するなど「力不足を痛感した」試合となったが、「若人と一緒に滑るのはすごく楽しい」と充実の表情だった。今後については「来年も競技者としてやりたい」と、全日本選手権出場を目指した現役続行を明言。練習を重ねる中で「ハァハァ言っている自分が、生きてる感じがした」といい「もう少し時間があったら、自分がどこまでできるのか知りたい」。解説やタレントの仕事と両立を図りつつ、より一層、練習時間の確保に努める方針という。

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