35歳で現役復帰の織田信成が国体出場「めちゃくちゃ楽しくて」も3Aで痛恨転倒「そこは悔しかった」 演技後は頭抱える SP12位発進
「国民体育大会冬季大会・フィギュアスケート」(29日、フラット八戸)
成年男子ショートプログラム(SP)が行われ、9年ぶりに現役復帰した2010年バンクーバー五輪代表の織田信成(35)=大阪・大阪ク=が出場し、62・57点で12位発進となった。
白のシャツに黒のベストで登場した織田は、冒頭の4回転トーループは両足着氷。続く3回転ルッツ-3回転ループの連続ジャンプは成功させたが、最後のトリプルアクセルで転倒。演技後は頭を抱えた。
SP後は「想像以上にめちゃくちゃ楽しくて。演技はちょっと自分の力を出し切れなかった。そこは悔しかった」と語り、30日のフリーに向けて「フリーは一度試合を経験しているので、SPより自信がある。ジャンプをミスなく滑りたい」と、見据えた。
織田は昨年11月12日の「大阪府民スポーツ大会・国体派遣選手選考会」で2013年12月の全日本選手権以来約9年ぶり、3247日ぶりに競技会復帰。この国体への出場を目標に定めていた。




