卓球ホープ同士ペア 早期敗退で15歳松島輝空は自虐「混合は得意じゃない、勝てない」

 「卓球・全日本選手権」(24日、東京体育館)

 混合ダブルス4回戦が行われ、中学3年の松島輝空(15)、中学2年の張本美和(14)のペア(ともに木下アカデミー)は、小野寺翔平、枝広愛組(中大)に1-3で敗れた。

 ともに小学生時代から活躍しているホープ同士による、2021年世界ユース選手権U15混合ダブルス優勝ペアだったが、全日本選手権での初陣は不発に終わった。大学生ペアにラリーで競り負ける展開が多く、松島は「相手も強かったし、今回の結果は仕方なかった。最後の1本を粘り強く相手が入れてきた。相手の方が上だった」と述懐。張本は「自分としてはもう少し何かやれたかなというのはあるが、(相手は)ラリーになったときにミスしないし、コースも突かれて苦しかった。守備が良くなかった」と首をかしげた。

 来年以降の混合ダブルスでの全日本再挑戦について聞かれると、松島は敗退した直後ということもあって「自分はミックスダブルスが得意じゃないので、(現時点では)出ても勝てないと思います」と自虐気味に吐露。「ダブルスは(自身のような)左の選手はチキータやレシーブが必要。今後もっと強化したい」と自身の課題を見据えた。一方の張本は「自分はダブルスは好きなので、(松島を含め)どんな人と組んでも勝てるようにしたい」と前向きに語った。

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