連覇黄信号の青学大 山に誤算 若林体調不良で急きょ起用の脇田が区間9位に号泣 原監督「想定より1、2分悪く」
「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)
総合連覇を狙う青学大は首位駒大と2分3秒差の3位で終えた。
前回大会区間3位で原晋監督が「若の神」と名付けた若林宏樹(2年)が前日練習で体調不良が分かり、急きょ欠場。三大駅伝初出場となった脇田幸太朗(4年)が起用されたが、1時間12分47秒で区間9位に終わった。
脇田はゴール後に泣き崩れ、「思ったより体が動かなかった。期待に応えられず申し訳ないという気持ち」と、仲間たちにわびた。
打倒駒大を狙う中で、2分3秒差は大きな誤算となった。原監督は脇田については「想定より1、2分悪かった。残念。6区を予定していたが、前日に切り替えた。精神的なストレスがあったかな。適性は6区だったんだろう。インカレも三大駅伝も出てなくて、1発目から活躍できるほど甘くないのが箱根駅伝」と、思いやった。




