青学大・原監督 誤算3位 駒大と2分3秒差に絶句「2分、危険水域は1分半と」若林の体調不良で想定崩れ

 「箱根駅伝・往路」(2日、大手町~神奈川県箱根町芦ノ湖駐車場)

 総合連覇を狙う青学大は首位駒大と2分3秒差の3位で終えた。原晋監督は「(復路への)危険水域は1分半だと思っていたが、2分・・・」と言葉に詰まりつつ「可能性がゼロのタイム差ではない。一区間一区間大切にいくしかない」と、復路を見据えた。

 2区のエース、近藤幸太郎(4年)、4区の太田蒼生(2年)がともに区間2位の快走をみせ、4区終了時点では3冠を狙う駒大と秒差なしの2位につけていたが、当日エントリーで起用された5区の脇田幸太朗(4年)が、駒大の山川拓馬(1年)に突き放され、中大の阿部陽樹(2年)にも抜かれた。

 前回大会区間3位で原晋監督が「若の神」と名付けた若林宏樹(2年)が前日練習で体調不良が分かり、急きょ欠場。打倒駒大を狙う中で、誤算となった。「4日前までは状態がよかったが、最後の最後にプレッシャーがかかったかな」と思いやり、脇田については「想定より1、2分悪かった。残念。6区を予定していたが、前日に切り替えた。精神的なストレスがあったかな。適性は6区だったんだろう。インカレも三大駅伝も出てなくて、1発目から活躍できるほど甘くないのが箱根駅伝」と、説明した。

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