北京五輪銀メダリストの鍵山優真「実戦の難しさ感じた」 ほろ苦いケガ明け初戦 表彰台ならず

 演技を終え、悔しそうな表情を見せる鍵山優真(撮影・高部洋祐)
 ジャンプの着氷に失敗し、バランスを崩す鍵山優真(撮影・高部洋祐)
 熱演する鍵山優真(撮影・高部洋祐)
3枚

 「フィギュアスケート・全日本選手権」(25日、東和薬品ラクタブドーム)

 男子フリーが行われ、北京五輪銀メダリストで、左足のケガのため、今大会が今季初戦となったSP6位の鍵山優真(19)=オリエンタルバイオ・中京大=はフリー156・44点、合計237・83点で、表彰台はならなかった。

 冒頭の4回転サルコーで転倒。続く3回転サルコーも着氷が乱れ、単発となった。その後は3回転ループ、トリプルアクセル-ダブルアクセルのシークエンス、後半のトリプルアクセル、3回転ルッツからの3連続ジャンプ、3回転フリップなどまとめたが、得点は伸ばしきれず、演技後は少し両手で顔を覆い、膝に手をついた。

 演技後は「実戦という難しさを感じた4分間。この4分間は左足は気にならなくて、目いっぱい滑れました」と振り返った。世界選手権代表入りは厳しくなり「前提として左足を治さないといけない。今後についてはケガを治してからになる」と、話した。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス