大学ラグビー 明大2位、早大との伝統の一戦で制す 神鳥監督「選手たちを誇りに思う」
「関東大学ラグビー、明大35-21早大」(4日、国立競技場)
伝統の一戦は、序盤からリードを奪った明大が35-21で早大を振り切った。2年ぶりの白星で両校の通算成績を41勝55敗2分けとした。明大は6勝1敗で勝ち点28の2位、早大が5勝2敗、勝ち点23の3位となった。すでに帝京大が全勝で2年連続の優勝を決めている。
明大は前半2分にCTB斉藤誉哉(4年)のトライで早々と先制。同9分に主将のWTB石田吉平(4年)、同25分にFB安田昂平(2年)もトライを挙げ、21-0と突き放した。その後は早大に2トライを許して21-14で折り返したが、後半も開始直後の3分に自陣で相手パスをインターセプトした斉藤が約55メートルの独走トライ。28-14として早大の気勢をそぐと、再び1トライ差で迎えた同34分、連続攻撃から途中出場のSO池戸将太郎(3年)のゴールポスト下に飛び込むトライで、勝負を決定づけた。
神鳥裕之監督は「早明戦はいつの時代においても、タフな試合になる。しっかり最後スコアで上回ってくれた選手たちを誇りに思う」と称賛。一方で「これからが本番。しっかり気を引き締めて次の試合に臨みたい」と全国大学選手権に目を向けた。
早大戦3年連続となるトライを挙げた石田も「力が少しは出せたかなと思うが、80分間できたかと言われると全然まだまだ」と辛口の自己評価。この試合のテーマが「コネクト(つなげる)」だったことを明かし「(大学)選手権に向けてはいい形でつなげられたが、チーム(のつながり)が一つには全然なれていない」と満足はしなかった。
早大とは25日の大学選手権準々決勝で再戦する可能性もある。対抗戦で勝った年は選手権での再戦で敗れるジンクスも取りざたされているだけに、石田は「(再戦の場合は)今度こそ連続で勝てるように、しっかりやっていきたい」と気合を入れた。
