三原舞依が涙のGP初V 9戦目で悲願のGP制覇に右拳何度も突き上げる

 女子SPで首位の三原舞依=シェフィールド(ロイター=共同)
 女子フリーで演技する三原舞依=シェフィールド(ロイター=共同)
女子SPで首位の三原舞依(ロイター=共同)
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 「フィギュアスケート・GP英国大会」(13日、シェフィールド)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の三原舞依(23)=シスメックス=がフリー145・20点、合計点217・43点でGPシリーズ9戦目(20年NHK杯はコロナ禍による変則開催のため除く)にして嬉しい初優勝となった。

 三原はフリー「恋は魔術師」にのって、冒頭のダブルアクセル、続く3回転ルッツ-3回転トーループの連続ジャンプを成功し、波にのった。その後も大きなミスなく、曲の世界観を体現。演技力を示す構成点でもトップのスコアをマークし、首位を守りきった。

 体調不良による19-20年シーズン休養なども乗り越えての悲願のV。得点が表示されて、優勝が決まると、何度も右拳を突き上げてガッツポーズし、涙をぬぐいながら中野コーチと抱き合った。次戦のGPフィンランド大会(25日開幕、エスポー)で自身初のGPファイナル進出が懸かる。

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