三原舞依 復帰後“自己ベスト”でSP首位 ジャンプ全て成功でガッツポーズ

 「フィギュアスケート・西日本選手権」(28日、京都アクアリーナ)

 女子のショートプログラム(SP)が行われ、昨季の四大陸選手権優勝の三原舞依(23)=シスメックス=が、ノーミスの演技で74・04点をマークし、首位発進した。2位は今季のジュニアグランプリ(GP)ファイナルへの出場を決めている吉田陽菜(17)=木下アカデミー=で69・41点。3位は65・68点の山下真瑚(19)=中京大=の65・68点。

 三原が国際スケート連盟(ISU)非公認記録ながら、20-21年シーズンに体調不良から復帰後のSP“自己ベスト”で首位発進した。映画「戦場のメリークリスマス」のテーマで、ルッツ-トーループの連続3回転などすべてのジャンプに成功。ガッツポーズで演技を終えた。映画を鑑賞した上で「坂本龍一さんのこの曲を何回も聞き込んだ」とお気に入りのプログラム。「この世界観をみんなに伝えられるようにしたい」と持ち前の表現力にさらに磨きをかける。

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