ワリエワ問題でWADAが提訴示唆 ロ側に懸念、スポーツ仲裁裁判所へ

 北京冬季五輪でドーピング問題が発覚したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)を巡り、世界反ドーピング機関(WADA)のバンカ委員長は27日、処分の有無などを機密事項として公表していないロシア反ドーピング機関(RUSADA)に「懸念」を表明し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴する可能性を示唆した。

 バンカ氏は、対応が遅れているRUSADAに対し「問題が迅速に解決されない限り、CASに提訴する権利を行使する」と正式に通知したことを自身のツイッターで明らかにした。日本が団体3位だった同五輪でワリエワは1位のロシア・オリンピック委員会(ROC)の一員だったため、メダル授与式は延期されたままになっている。

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