東京レガシーハーフマラソン開幕、キプケモイV 日本勢トップ村山謙太「最低限の走り」

 男子で日本勢トップの9位でゴールする村山謙太(右)。中央は10位の上門大祐、左は11位の西山雄介
 スタートする西山雄介(手前左・6)、村山謙太(右・107)ら
 優勝したビンセント・キプケモイ
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 「東京レガシーハーフマラソン」(16日、国立競技場発着)

 昨夏の東京五輪・パラリンピック開催から1年を記念し、第1回大会が開幕した。男子はヴィンセント・キプケモイ(ケニア)が1時間0分10秒で優勝。日本勢トップは村山謙太(29)=旭化成=の1時間2分14秒の9位だった。上門大祐(28)=大塚製薬=が1時間2分15秒で10位、西山雄介(27)=トヨタ自動車=は11位だった。

 キプケモイは優勝インタビューで「強い選手がたくさんくるとわかっていた。今日のレースはとてもよく走れた」と満足気な表情だった。

 村山は「今回の走りは前半は集団についていけたんですけど、力不足で後半ついていけなくて、日本人トップの最低限の走りしかできなくて悔しい」と振り返った。今後へは「(24年パリ五輪選考会の)MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場を獲得できていない。このレースをステップに獲得したい。マラソンで結果が出せていませんので、今年こそはマラソンで結果を出したい」と意気込んだ。

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