紀平梨花「体力戻ってきている。収穫あった」 右足首疲労骨折をおして出場 ジャパンOP
「フィギュアスケート・ジャパン・オープン」(8日、さいたまスーパーアリーナ)
日本、北米、欧州の3地域による団体戦が行われ、日本が4年ぶり、2大会ぶりの優勝を果たした。女子で18年グランプリ(GP)ファイナル覇者の紀平梨花(20)=トヨタ自動車=が、復帰2戦目に臨み、113・44点で女子5位の得点だった。
日本勢の先陣を切って演技した紀平は、ブルーグレー系のグラデーションの新衣装で、フリー「タイタニック」を披露した。右足首の疲労骨折から2季ぶりに復帰した先月の中部選手権では、3回転はサルコーの1種類2本。今回はサルコー、トーループの2種類計3本を投入した。着氷の乱れなどはあったが、大きなミスはなく、中部選手権のフリー97・80点を上回る得点を出した。
演技後は痛みをこらえる様子も見られ、観客からはスタンディングオベーションも起こった。優勝インタビューでは、「自分の演技は完璧ではなかったが、何とかチームジャパンに貢献できてホッとしている」と笑顔を見せた。
また「ジャンプはいい感覚ではある」とし、「課題だった体力も戻ってきていると思う。最後まで集中して滑り切れたので、収穫もあった試合だった」と手応えも口にした。目標の全日本選手権(12月、大阪)へ「(来年3月に埼玉で)世界選手権もあるので、まず全日本で足を完治させて、自己ベストを狙っていけるような状態に持っていきたい。表彰台に上がれるように頑張りたい」と前向きに話していた。
