昨年の学生横綱・川副は敗れて2勝2敗の五分に「もうちょっと厳しい相撲をとらないとダメ」
「大相撲秋場所・8日目」(18日、両国国技館)
昨年の学生横綱で、今場所幕下15枚目格付け出しでデビューした川副(宮城野)は、千代嵐(九重)にはたき込まれて2勝2敗となった。立ち合いで相手の変化についていけず、土俵に左手をついた。「まわしを取りにいったけど、うまく左にいなされて、足がついていかなかった」と振り返った。
一番相撲で元大関の朝乃山に完敗した後は、持ち味の差し身のうまさを生かした攻めで連勝していたが、これで星は五分に。「もうちょっと厳しい相撲を取らないとダメだなと思う」と反省を口にし「まだあと3番あるので。気持ちを切り替えて1勝1勝、積み重ねていければ」と前を向いた。




