大相撲秋場所(11日初日・両国国技館)を再びかど番で迎える大関御嶽海が9日、東京都墨田区の出羽海部屋での稽古後に取材に応じ「重圧はない。かど番はあまり考えていない」と心境を語った。先場所は6日目まで2勝4敗と不振。部屋関係者の新型コロナウイルス感染で途中休場し、かど番は継続となった。
5月の夏場所初日に痛めた右肩の状態は「悪くもなっていないし、良くもなっていない。現状維持」と明かす。
かど番脱出には序盤戦が重要で「何があっても初日、2日目は白星。3、4日目から感覚を取り戻して、ぐーっと上げていきたい」と意気込む。