全国高校野球選手権大会を制し、春夏の甲子園大会を通じて東北勢で初めて頂点に立った仙台育英高硬式野球部の監督や選手らが5日、宮城県の村井嘉浩知事と仙台市の郡和子市長をそれぞれ表敬訪問し、優勝を報告した。主将を務めた3年の佐藤悠斗さんは「東北の皆さんと喜びを分かち合えたのが一番うれしい」と話した。
部員19人と監督らは同日午後、優勝旗と盾を手に県庁と市役所を訪れ、表彰も受けた。チームを率いた須江航監督は「(優勝旗の)白河の関越えを願う皆さんの思いをいただいた。応援してくださる全ての人の願いの大きさが優勝に導いた」と振り返った。