都筑有夢路 冷静に逆転勝ち 波の変化にも対応「優勝できるように」

 「サーフィン・ホワイトバッファロー御前崎プロ」(2日、御前崎ロングビーチ)

 プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)の予選シリーズ(QS)として行われた。女子準々決勝は昨夏の東京五輪銅メダリストの都筑有夢路(21)=木下グループ=が合計8・75点で馬庭彩に勝利し、3日の準決勝に進出。脇田紗良も合計10・35点で池田美来を下し、準決勝に進出した。3日は決勝まで行われる。

 一騎打ちの準々決勝は、冷静な試合運びで制した。都筑は序盤で点数の出る波をつかめず、中盤までは2番手。劣勢だったが、残り10分を切って4・40点と4・35点を連続で出して逆転勝利した。

 試合前と試合中で波の状態が変化したように感じ、「ちょっとどうしようかなと思った」と困惑。それでも「波が分からなくなっちゃったので、たくさん波に乗りました」と、慌てることなく海の中で調整した。

 16日には24年パリ五輪選考会初戦となる、ワールドゲームズ(WG=世界選手権に相当、米カリフォルニア州)が開幕する。日本代表の都筑は、まずは今大会で「優勝できるように頑張りたい」と、弾みをつけにいく。

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