サーフィン・都筑有夢路が始球式 野球コーチと“猛特訓”もワンバンで「80点」

 横浜-阪神戦で始球式を終えた都筑有夢路、サーフボードは東京五輪で銅メダルを獲得した際に使用していたもの
 始球式を行う都筑有夢路(撮影・田中太一)
 始球式を行った都筑有夢路(撮影・堀内翔)
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 「DeNA-阪神」(11日、横浜スタジアム)

 サーフィン女子で昨夏の東京五輪銅メダリストの都筑有夢路(あむろ、21)=木下グループ=が、始球式を行った。

 「サーフィンの大会より緊張していて、控室でお菓子も食べられないぐらいでした」という投球は、ワンバウンドで捕手のもとへ。この日のために家族と練習し、前日には地元の野球コーチと2時間の“猛特訓”もしていた。「すごい自信があった」だけに、「80点ぐらい」と笑った。

 都筑は現在、プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)参戦を目指し、下部大会のチャレンジャーシリーズ(CS)を転戦中。全7戦中、成績の良い4戦の合計得点で上位5位に入るとCTに昇格する。直近のUSオープンでは5位に入るなど奮闘し、現在のCSランクは16位につけている。

 始球式を終え、「人生で初めてこんなにたくさんの人の前に立った。ここまで緊張することは最近の試合ではなくて、改めて緊張感を味わわせてもらった」と充実の表情を浮かべた。「また次大きな舞台に立った時に、この緊張感を思い出して、今日みたいな楽しい気持ちを生かせたら」と、大舞台での活躍を見据えた。

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