わたがしペアが決勝進出 世界ランキング12位のドイツペアにストレートで勝利

ドイツペアと対戦する渡辺(奥)、東野組
ドイツペアと対戦する渡辺(奥)、東野組
ポイントを奪い喜ぶ渡辺(右)、東野組
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 「バドミントン・世界選手権」(27日、東京体育館)

 混合ダブルス準決勝が行われた。昨夏の東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)が、世界ランキング12位のドイツペアを2-0(21-8、21-6)で下し、決勝に進出した。

 過去3戦全勝の相手に格の違いを見せつけた。東野が前でシャトルをさばき、渡辺が後ろから強烈なジャンプショットを放つ。第1ゲームを約13分の速さで奪うと、第2ゲームも序盤から8連続得点。その後も主導権を一度も渡さず、相手をわずか6点に抑え込んだ。初戦から4戦全てストレート勝ちとなった。

 東京五輪はバドミントン日本勢で、唯一の表彰台となる銅メダルを獲得。その一方で、世界選手権では全5種目のうち、混合ダブルスだけ金メダルを獲得できていない。19年大会で銅、前回大会で銀と着実にステップアップしている“わたがしペア”。渡辺は「残すは金メダルだけ。最大限の力を発揮して金メダル獲りたい」と大会前に意気込みを語っていた。悲願の頂点まであと1つだ。

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