プロ転向の羽生結弦 冒頭7分の決意表明 4回転半挑戦継続「皆さんの前で決めたい」
フィギュアスケート男子で、14年ソチ五輪、18年平昌五輪2連覇の羽生結弦(27)=ANA=が19日、都内で会見し、競技の第一線から退くことを表明した。今後はプロスケーターとして活動していく。
黒のスーツ、グレーのネクタイ姿で登場した羽生は深く一礼した後、着席。冒頭、7分に及んだ決意表明では、競技会には参加しないが、アスリートとしての挑戦は続けていくことを明かした。
「夢」と語り、北京五輪では完全な成功には至らなかった4回転半ジャンプについては「これからもプロのアスリートとして、競技者として他のスケーターとして比べ続けることはなくなりましたが、自分の弱さ、過去の自分と戦いながら、4回転半ジャンプにも取り組んで、皆さんの前で決めたいと思っています」と、挑戦継続を表明。「挑戦を続けて、高いステージを目指して行きたい。スポーツであるフィギュアスケートを大切にしながら、くわえて羽生結弦の理想を追い求めながら、頑張っていきます」と、真っ直ぐ前を見据えて言い切った。




