伊勢ケ浜審判部長 早くも合計10敗の大関陣は「いつもと変わらない」も貴景勝と正代は評価

 「大相撲名古屋場所・6日目」(15日、ドルフィンズアリーナ)

 今場所初めての3大関の白星そろい踏みは、またもお預けとなった。貴景勝が宇良を送り出して4勝目。正代も大栄翔を押し出し、2勝目を挙げた。しかし、御嶽海は逸ノ城に寄り切られ、4敗目を喫した。

 3人で早くも合計10敗となったことについて、伊勢ケ浜審判部長(元横綱旭富士)は「いつもと変わらないんじゃないですか」としながらも「でも、貴景勝は落ち着いて取っているし、今日は正代もいい相撲だった」と、普段は辛口が多い2人を評価。もちろん、一方的に敗れた御嶽海には「相撲が全然取れていない。まわしを取られて終わっている。立ち合いが遅いし、高い」と厳しかった。

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