競泳 リオ五輪代表の金子雅紀が現役引退「納得いく形で終われた」ラストレース涙の有終V

 「競泳・東京都選手権」(10日、東京辰巳国際水泳場)

 リオデジャネイロ五輪背泳ぎ代表の金子雅紀(30)=イトマン東進=が現役引退を表明した。ラストレースとなった男子100メートル背泳ぎ決勝で、54秒98で優勝。インタビューゾーンでは涙ぐみながら「納得いく形で終われた。とてもスッキリしている。幸せな競技人生だった」と振り返った。

 背泳ぎの実力者として、公私に仲がいい入江陵介(イトマン東進)らとしのぎを削ってきた金子。リオ五輪では200メートル背泳ぎで代表入りし、準決勝で敗退となった。以降は体調不良やケガにも苦しみ、「リオ五輪まではうなぎ上りでタイムも上がったが、そこからの5年間は立て直しだった」。昨年、東京五輪代表から落選した時点で引退を考えたというものの、最後の舞台として今大会を選択。家族や関係者の前で有終を飾り「幸せだったし、感謝しかない」とすがすがしく語った。

 思い出に残るレースには五輪切符をつかんだ16年日本選手権を挙げ「(大会で)調子が上がらず諦めかけていたが、決勝で出し切れた。ベストレースだった」と振り返った。

 6月からはイトマンスイミングスクールの港北校の指導者として勤務を始めており、「水泳にお世話になった分、これから水泳界に貢献したい」。将来的にはトップ選手の育成にも携わる見込みだといい、「日本人が世界と戦えるように(技術や経験を)共有したい」と青写真を描いた。

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