瀬戸大也 復活途上の銅で5大会連続メダル 「人生を懸けてパリまで頑張りたい」

 「競泳・世界選手権」(22日、ブダペスト)

 競泳の決勝で男子200メートル個人メドレーは前回王者の瀬戸大也(28)=TEAM DAIYA=が1分56秒22で銅メダルを獲得した。世界選手権の表彰台は13年大会から5大会連続。アーティスティックスイミング(AS)のソロ・フリールーティン(FR)決勝は乾友紀子(31)=井村ク=が95・3667点で制し、テクニカルルーティン(TR)との2冠を果たした。ASの日本勢で複数の金メダルは史上初の快挙となった。

 強化の途上でつかんだ銅メダルだった。瀬戸は24年パリ五輪を見据えて大会直前までハードな練習に取り組み、万全の状態ではなかった。それでも200メートル個人メドレーの表彰台に立ち「(力を)絞り出して取った。また一味違ったメダル」と充実感をにじませた。

 20年に女性問題が発覚。昨夏の東京五輪はメダルなしに終わった。自らを変えるため、今年から猛練習で知られる加藤健志氏に指導を依頼した。当初はハードな練習で知られる加藤氏への弟子入りになかなか踏み切れずにいた。しかし年明けに年上の知人から「男は30代まで歯を食いしばって頑張ると、その先の人生が明るくなる」との助言を受け「一つのことをやり切る人生をつくりたい」と、決断した。

 今大会5レース目となった決勝は、強化してきた平泳ぎで追い上げ、最後の自由形で一つ順位を上げてメダルを確保。今大会に向けた調整はほとんどせず、疲労がたまった体で、ピークを合わせて臨んだ東京五輪決勝と全く同じタイムで泳いだ。新体制での強化の成果をはっきりと実感した。

 24年パリ五輪は30歳で迎える。「人生を懸けてパリまで頑張りたい」。若い力の台頭は感じながらも、覚悟は決まっている。

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