東京五輪組織委員会 6月末で解散へ 橋本聖子会長「森会長なくして東京大会なかった」

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は21日、東京都庁で理事会を開き、6月末での解散を承認した。2014年1月の発足から8年半の活動を終え、橋本聖子会長は「長い旅路は間もなく幕を閉じるが大会のレガシーを次世代につなげていくことが責務」と語った。

 新型コロナ感染拡大による史上初の1年延期もあったが、最終的な大会経費が総額1兆4238億円になると報告。昨年12月に示した見通しから292億円圧縮された。

 また、昨年2月に女性蔑視発言で辞任した森喜朗前会長について、橋本会長は「森会長の存在なくして東京大会はなかったと思っている。政治にも社会にもスポーツにも精通し、トップリーダーの役割を果たしていただいた。今でもとても感謝している」と改めて述べた。

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