体操・谷川兄弟が決勝進出 弟・翔「お兄ちゃん待っててね」
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「体操・全日本種目別選手権」(18日、東京体育館)
世界選手権(10~11月・英リバプール)の代表最終選考会を兼ねて予選が行われ、男子は谷川航(25)=セントラルスポーツ=が跳馬で15・033点を出し、弟の翔(23)=セントラルスポーツ=はあん馬で1位の15・000点をマークし、代表入りに前進した。決勝は19日に行われる。代表は男女各5人で、今大会で決まる残り2枠ずつは団体総合のチーム貢献度で選ばれる。
兄弟そろっての世界切符獲得へ前進した。兄の航は6種目全てに出場し、平行棒で14・500点の5位、鉄棒で14・133点の5位で決勝に進出。「(代表が)だいぶ堅くなった」とうなずいた。弟の翔もあん馬で1位、平行棒は14・500点の5位と躍動。「お兄ちゃんは僕より代表に近い感じ。後は僕が乗っかっていくだけ。お兄ちゃん待っててね」と明るく意気込んだ。