杉野、鉄棒で予選トップ 体操、代表選考会の全日本種目別

 体操の世界選手権(10~11月・英リバプール)代表最終選考会を兼ねた全日本種目別選手権は18日、東京体育館で開幕して予選が行われ、男子で初代表を狙う杉野正尭が15・033点でトップの鉄棒と3位のあん馬で19日の決勝に進んだ。代表は男女各5人で、今大会で決まる残り2枠ずつは団体総合のチーム貢献度で選ばれる。

 谷川航は跳馬で15・033点の高得点を出し、弟の翔はあん馬で1位の15・000点。萱和磨はあん馬で落下し、代表が遠のいた。

 女子は坂口彩夏が跳馬、深沢こころが段違い平行棒、杉原愛子が床運動で1位。平均台で落下した芦川うららは3位で通過した。

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