体操・杉原愛子、“現役最後”の全日本種目別選手権へ「ワクワク」 平均台と床運動に出場

 体操の全日本種目別選手権は18日、東京体育館で開幕する。女子で今大会を最後に第一線を退くことを表明している杉原愛子(22)=武庫川女子大=は、「大きな大会は約1年ぶり。楽しみでワクワクしている」と笑顔だった。

 8日に自身のインスタグラムで、コンディションやモチベーション維持を理由に競技生活を「一区切り」にすると表明したばかり。今大会は平均台と床運動に出場予定で、「私はたくさんの人に支えていただいた。演技で恩返しがしたい。大好きな体操を『楽しいんやで』と見てもらいたい」と、最高の演技を誓った。

 16年リオ五輪、20年東京五輪代表として日本をけん引してきたが、昨年10月に左膝を手術。「リハビリ期間は苦痛でした」とも振り返った。

 今後は指導者など、体操関係の道を模索していくという。杉原は「どうなるか分からないような私を見てくれれば」と笑い、「メディアに出たい気持ちもある。ぜひ使って下さい」と報道陣に“自己プロデュース”した。

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