橋本首位発進も東京五輪組が苦戦 北園6位、谷川航8位、萱11位 体操全日本選手権

男子予選を終えポーズを決める橋本大輝
 男子予選で平行棒の演技をする北園丈琉
つり輪の演技をする萱和磨
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 「体操・全日本個人総合選手権」(22日、東京体育館)

 男子予選が行われ、東京五輪2冠の橋本大輝(20)=順大=が85・864点で首位発進を決めた。神本雄也(27)=コナミスポーツ=が0・099点差で2位。東京五輪代表組では北園丈琉(19)=徳洲会=が6位、谷川航(25)=セントラルスポーツ=が8位、萱和磨(25)=セントラルスポーツ=が11位とやや出遅れた結果となった。

 五輪王者の橋本が貫録をみせた一方で、他の東京五輪組はやや苦しい結果となった。北園は最初の種目の平行棒から安定した演技を並べ、首位を射程圏にとらえていたが、最後の跳馬では着地が乱れて得点を伸ばしきれなかった。「集中が切れたわけではないが、ちょっと力んだ」と悔しがった。決勝に向けて「勝ちたい思いは変わらない。そこを調整して、ぶつけられたら」と見据えた。

 谷川航はあん馬が12・866点と低迷。“失敗しない男”の異名を持つ萱は鉄棒で珍しく落下し、12・866点。このミスが響いた。

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