田中希実 3連覇の1500M前にパンケーキ食べていた 緊張ほぐれ「食べた瞬間頬が緩んだ」

 7月の世界選手権代表に決まった(左から)橋岡優輝、泉谷駿介、広中璃梨佳、田中希実、三浦龍司、黒川和樹、村竹ラシッド
 日本代表選手会見」 新ユニホームを着て、写真に納まる(左から)橋岡優輝、泉谷駿介、広中璃梨佳、田中希実、三浦龍司、黒川和樹、村竹ラシッド=代表撮影
 日本代表選手会見」 新ユニホームを着て、笑顔を見せる(左から)三浦龍司、黒川和樹、村竹ラシッド=代表撮影
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 日本陸連は13日、大阪市内で7月の世界選手権(米オレゴン州)の日本代表発表会見を行った。1500メートルと5000メートルの2種目で代表に内定した田中希実(22)=豊田自動織機=は、「1500の権利を得られたことと、いい形で5000Mの権利を得られたことが自信になった。春先から自信を少し喪失していた分、この経験を忘れずに、世界陸上では自信を持って楽しみたい」と意気込んだ。

 12日まで日本選手権で3種目に挑むハードスケジュールを終えたばかり。1500メートルと5000メートルの2冠を達成し、800メートルでは2位だった。大活躍の一方で、3連覇がかかる1500メートルのレース当日の朝に「すごく怖さがあって、朝練の感触もあまりよくなくて、すごくイライラしていた」とも明かした。

 不安は、意外な“勝負飯”が解消してくれた。「甘いものを取った方がイライラが収まるかな」とホテルに隣接していたカフェでパンケーキを注文。「食べた瞬間頬が緩んで、その一瞬はリラックスできた。余裕をちょっとでも捻出するために一役買ってくれた」と笑顔。緊張をほぐし、大活躍につなげていた。

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