大阪人間科学大6度目V エース・清水咲来が第4Q14得点 得点王&大会MVPにも輝く

 優勝し、笑顔でポーズを決める大阪人科大の選手ら
 最優秀選手賞、得点王に輝いた清水咲来
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 「デイリー主催・西日本学生バスケット・女子決勝、大阪人間科学大73-61愛知学泉大」(12日、エディオンアリーナ大阪)

 男女の決勝と3位決定戦が行われた。女子は大阪人間科学大が愛知学泉大に73-61で勝利し、15年以来となる6度目の優勝を飾った。男子は天理大が4度目の大会制覇。3位決定戦では、男子は名古屋学院大、女子は日本経済大がそれぞれ勝利した。

 優勝へのカウントダウンの最中、主将・北川聖(4年)が放ったロングシュートが決まった。12点差の快勝で、大阪人間科学大が15年以来となる6度目の西日本女王に輝いた。

 9点リードで第3Qを終了。しかし優勝23回を誇る愛知学泉大が底力を見せる。2点差に迫られたが、ここでエースが輝いた。清水咲来(4年)が鮮やかな3ポイント。「自分の役割は得点を取ること」。第4Qだけで、1人で14得点。優勝へ導き、自らは得点王&大会MVPに輝いた。

 新型コロナの影響で、大半の部員が寮生活を送る大阪人間科学大でも20年にチーム活動が停止した。3カ月ほど自宅に戻された後、練習と寮生活を再開。バスケットのある日常に感謝と喜びを感じた。

 優勝から遠ざかっていたチームは今年1月に学校法人が同じ大阪薫英女学院高の安藤香織監督がコーチに就任。薫英女学院の高校生との合同練習も導入し、コロナ禍による対外試合不足を補った。「めちゃくちゃ力があるわけではないけど、各々が自分の役割をこなし、チームワークもいい」と安藤コーチは今季の強みを語る。

 「目標を達成できたことはうれしいけれど、私たちが目指すのはインカレの優勝」と北川主将。西日本女王として日本一を目指す。

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