ナダルがジョコビッチ撃破で4強 4時間超え熱戦「忘れられない夜になった」

 「テニス・全仏オープン」(31日、パリ)

 男子シングルス準々決勝で、2年ぶり14度目の優勝を目指す第5シードのラファエル・ナダル(35)=スペイン=が、昨年覇者で第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)を6-2、4-6、6-2、7-6で破った。第3シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は、第6シードのカルロス・アルカラス(スペイン)を退けた。両者は準決勝で対戦する。

 ナダルが4時間超えの大熱戦を制し、6年連続でベスト4入り。14度目の制覇に前進し「忘れられない夜になった」と安堵(あんど)した。

 第1、第3セットはブレークに2度成功して奪取。第4セットは2度のセットポイントのピンチをはね返し、タイブレークでものにした。昨年の準決勝で敗れたジョコビッチに雪辱し「彼とプレーするのはいつも特別」と振り返った。

 今季は肋骨(ろっこつ)の疲労骨折で3月下旬からツアーを一時離脱。前哨戦のイタリア国際では足を痛めた。足は完治していないものの医師が同行しており「今大会は大丈夫だと思う」と意欲を示す。

 準決勝はズベレフ戦。過去6勝3敗ながら直近4戦で1勝3敗だけに「明日になれば準決勝に向け、備え始めないといけない」と気持ちを切り替えた。

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