大相撲夏場所は8日、東京・両国国技館で初日を迎える。新関脇の先場所で初優勝を果たした関脇若隆景は大関昇進への足固めを狙い、注目が集まる。左膝などのけがで途中休場明けの横綱照ノ富士は復活を期す。
7日は国技館で土俵祭りが営まれ、日本相撲協会の八角理事長(元横綱北勝海)や審判部の親方衆らが15日間の安全を祈願。新型コロナウイルス感染対策のため一般には非公開で、力士は参加しなかった。
国技館では初場所と春場所の優勝額贈呈式も実施。関脇時代の初場所を制した大関御嶽海とともに出席した若隆景は「5月場所も頑張りますので、応援よろしくお願いします」と意気込んだ。