若元春が弟・若隆景の充実ぶりに太鼓判「日に日に強くなっている」

 大相撲夏場所に臨む幕内若元春(荒汐)が2日、都内の部屋で稽古後に報道陣の電話取材に応じ、先場所初優勝した弟・関脇若隆景の充実ぶりに太鼓判を押した。

 普段から荒篤山を含めた幕内3人で申し合いを行っているといい、この日も約20番をこなした。若隆景については「日に日に強くなっている感じはあります」と表現。弟とは10番取っても「1番勝てればいい方」と明かし「前より勝てません。もう今はノリノリなので。気合もコンディションもすごいです」と舌を巻いた。

 自身も左四つを武器に、新入幕から2場所連続勝ち越し。夏場所は前頭6枚目で迎える。寡黙な弟とは対照的に明るいキャラクター。「何とかたまたま勝っているだけ」と振り返り、三役が近づきつつある状況にも「全く意識していない。三役なんて顔じゃない。荷が重い」とかぶりを振った。

 自他ともに認めるマイペース。「根を詰め過ぎないでいた方が心に余裕ができる。心にちょっと余裕があった方がいい相撲が取れる。今場所もボチボチ頑張ります」と肩の力を抜いて、幕内3場所連続の勝ち越しに挑む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス