五島莉乃、小林成美が世陸切符へ意欲「日の丸を背負う」7日に日本選手権1万M 不破、広中らと激突

記者会見する小林成美=6日、国立競技場(日本陸連提供)
記者会見でポーズをとる小林成美=6日、国立競技場(日本陸連提供)
記者会見でポーズをとる五島莉乃=6日、国立競技場(日本陸連提供)
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 陸上の世界選手権(7月開幕、米オレゴン)出場をかけた日本選手権の1万メートルは7日、国立競技場で行われる。6日は会場で前日会見が行われ、女子で世界選手権の参加標準記録を突破している五島莉乃(24)=資生堂=と小林成美(22)=名城大=が意気込みを語った。

 世界選手権代表は、日本選手権までに参加標準記録を突破した選手が上位3人に入ると最優先で決定する。五島は「(参加)標準記録を突破してから、世界選手権に絶対出場して日の丸を背負うんだっていう気持ちがすごく強くなりました」と目を輝かせ、「あしたは今出せる一番のパフォーマンスをできるように頑張ります」と意気込んだ。

 小林は「目標は世界選手権の切符をつかむこと」と改めて宣言。「不安な気持ちやプレッシャーも少しはあるけど、こういうことも人生で一度ぐらい、これから先あるかないかぐらい。このような状況も楽しんで、全力を尽くしたい」と気持ちを高ぶらせた。

 世界選手権の参加標準記録を突破しているのは、小林、五島、不破聖衣来(19)=拓大、広中璃梨佳(21)=日本郵政グループ、安藤友香(28)=ワコール=の5人。22歳の小林は、「(不破や広中など)同世代の選手が活躍していることはとても刺激。実業団選手にも負けたくないって気持ちで練習してきたので、それが発揮できるように頑張りたい」と気合を入れた。

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