卓球・東京五輪代表の丹羽孝希、Tリーグ彩たま退団「新たな目標へ移籍を決断した」

 卓球Tリーグ男子の彩たまは21日、東京五輪男子団体銅メダルの丹羽孝希(27)=スヴェンソンホールディングス=が契約満了で退団すると発表した。

 昨季から加入していたが、双方の合意で契約を更新せず。丹羽は彩たまを通じ「チームからは最大限の評価をいただき継続契約のオファーをいただきましたが、新たな目標に向かいさらなる強化を図るため、移籍を決断することといたしました」とコメントした。

 丹羽はTリーグ4季目となった昨季、自身4チーム目となる彩たまに入団。東京五輪後の開幕戦から出場し、シングルスでは21試合に出場して11勝を挙げるなど、チーム初のファイナル進出に貢献した。

 「(昨季は)東京オリンピック後のシーズンということで、様々な配慮をいただきながら練習や試合のサポートをいただき本当に感謝しております。また、彩たまを応援してくださるファンの皆さま、「爆援団」と呼ばれるTリーグ随一の応援はとても心強く、苦しい場面を何度も後押ししていただきました。1年間本当にありがとうございました」と感謝をつづった。

 Tリーグでは、来季からシングルスの個人成績が24年パリ五輪代表選考のポイントとして加算される。

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