東大の須山、初の朝稽古 四股に汗「きつかった」

 東大から初の力士を目指し、大相撲夏場所(5月8日初日・両国国技館)の新弟子検査を受検した須山穂嵩(24)=埼玉県出身、木瀬部屋=が16日、東京都墨田区の部屋で朝稽古に初参加し「新しい生活が始まった。一日一日頑張っていきたい」と意気込んだ。

 この日は相撲を取らず、四股などの基礎運動で汗を流した。部屋付きの稲川親方(元小結普天王)から踏み方を教わり「今までと違ってきつかった。お尻にかなり効いた」とプロの厳しさを味わったようだ。

 東大相撲部は週3回の稽古で、上下関係も厳しくなかったという。「部活と全然違う。まだ慣れず、夜中に起きてしまうことがある」と明かす。

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