友野一希は6位 フリー168・25点、合計269・37点 ジャンプでミスも全力演技

 男子フリーで演技する友野一希
 男子フリーで演技する友野一希(共同)
 男子フリーで演技する友野一希(共同)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(26日、モンペリエ)

 男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)3位の友野一希(セントラルスポーツ)は168・25点、合計269・37点で6位だった。

 冒頭の4回転トーループ-3回転トーループは2本目のジャンプをステップアウトした。続く4回転サルコーは両手をついてしまった。単独の4回転トーループ、単独の3回転ループは着氷した。

 「ラ・ラ・ランド」の軽快な音楽に合わせたステップで会場を魅了しつつ、演技後半へ。トリプルアクセルからの3連続は、3本目のジャンプがステップアウト。単独のトリプルアクセルもバランスを崩した。

 SP後には「集中してこの舞台に来たので、フリーも(自分)史上最高を目指す。自分を出し切って、また未来を切り開くような演技ができればいい」と話していた。

 これまでの自己ベストはフリーが171・89点、合計は268・99点。ともに1月の四大陸選手権でマークしている。

 世界選手権は18年大会の5位以来2度目で、当時も補欠からの繰り上がり出場だった。16年世界ジュニアに始まり、17年GP・NHK杯、20年四大陸選手権と、これまで4度の繰り上がり出場を経験しており“代打の神様”の呼び声も高い。

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