池江璃花子主将「先輩たくさん頼って」ゼミで自らを研究 日大水泳部入部式   

 日大水泳部の入部式が12日、東京都内であり、東京五輪代表の池江璃花子(21)=ルネサンス=が、女子主将として今春入部する新入生たちにエールを送った。

 新4年生となる池江は「一人一人が自覚を持って、自分が泳ぐんだという強い気持ちを持ってやっていってほしい。先輩たちをたくさん頼って、自分たちが次の結果につなげていけるよう、そして人としても成長していってほしい」と語り、新入生を見つめた。

 「授業のことは私に聞かれても答えられないかもしれないですけど…」と苦笑しながら話したが、上野広治監督は「闘病もあって東京五輪もあったのに、単位をしっかり取っていて本当にすごい。お手本にしてほしい」と強調。白血病による闘病中は大学生活も競技も中断していたが、文武両道を貫いていた。

 池江はゼミで自らの泳ぎを研究しており、パワーは闘病前より増したが技術面が落ちていたことが分かった。「技術を戻せば世界記録も見える」。学業も利用しながら、成長を続けている。

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